<第32回>「出前授業」

日、新発田の七葉小学校にて「出前授業」をしてきました。


四年生の総合学習の一環で「働くということ」について
市内の洋菓子のドルチさん、花のみどりやさん、そして高橋建具の
3名がゲストティーチャーとしてお話しました。


少し紹介します。

(ブログより)

質問タイムもあり、

「どこが一番難しいですか?」 という問いに、
「とても細かいところ。小さな部分だけど、
そこを丁寧につくると全体を見たときにも綺麗になるし、
そこをおこたると、 全体を見たときになんだか不格好になってしまうんです。」
と、応えていました。


そして最後。
「1日1日の積み重ねが大事。 我慢強く努力していれば、その分自分の力になる。」
と伝えました。



イタリア菓子店さんはもの作りの楽しさを、花屋さんは花が持つ人を幸せにする可能性を
生き生きと話されていました。



どの職でも大切なのは、整理整頓、継続すること、人を思いやること... と、
人生において大切なことばかりだなぁと感じました。




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# by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:27 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

10月の市民茶会にむけたお稽古がはじまりました。
先生から「一手ぬけた」と言われることも多いのですが・・・


建具の世界でも「その一手の有り無しで出来上がりが全然違う」
という事があります。


例えば、墨付け(材木に印をつける作業)の際、鉛筆ではなく
白引き(しらびき)という先端が刃物になっている道具を使います。


その刃をよく切れるように研いで、刃先が墨をつける外側に向けるようにします。

四角の穴を掘るときは、向かい合った線は刃を返して墨付けします。
そうする事で刃が外向きになりすっきりきれいな穴になります。


その「刃を返すという一手が大事だ。」と社長は良く言います。


そんな大事な一手を9月のワークショップでもお話できればと思います。




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# by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:26 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

先月21日から24日に開催された三渓園での日本の夏じたく。
四日間に渡り沢山ご来場頂き、ありがとうございました。


「簾戸の楽しみ方」という講座も行いました。
社長が20代の時に作った約40年前の簾戸を表具屋さんからお借りして、
それを見ながら、簾戸を使い込む楽しさについてお話をしました。

やはり40年ものの簾戸は年月を経た重みがあり、会場でもいぶし銀の輝きを放って
いました。

長く使い込みその変化を楽しむためには、修理できる作り方である事が必須です。
簾戸の中のすだれも、修理ができるよう取り外しできる作りになっています。


では、どのようにして「すだれ」を入れているか?というと・・・・


「ためして入れています!」と社長が言うと、皆さん、一瞬きょとんとされました。


すだれを少し曲げて木枠のミゾに入れる実演をしてみると「なるほど~」という声が。


すだれが入っている桟と桟の間にすだれの厚み分のミゾがあり、まず下からすだれを入れ
上のミゾには、すだれを少し曲げて入れます。


その後、小さな釘でとめるので接着剤で固めてしまう事なく固定できます。


その後、「ためす」は方言か?という話題になり「ためすは横浜でも使います、方言ではありません。」
というご意見もあり・・・


辞書で調べたのですが、「撓ます(たわます)」という意味でしょうか。
ただ、その意味だけではなく、木を組む際、木の固さ等を加減しながら作業する時も使うので
力を加減しながら、「試しながら」・・という意味かもしれません。

きっと、色々な職種、会社において微妙な動作を伝える言葉があるのでしょうね。
面白いですね。




簾戸を通る風は何故涼しいのか?

簾戸をつけて下さったお客様から、
「簾戸を通る風は涼しく感じるわね。」と言って頂く事が
多いのですが、その理由を説明出来ずにおりました。


先日、「きっと簾戸もそうだ!」と思うことをテレビで見ましたので
ご紹介します。


温泉の源泉は温度が高く、それを下げる為に原始的な方法であることを
しています。それは何でしょうか?

というクイズ。


答えは、「竹に源泉をかけて温度を下げている。」でした。

沢山枝のある竹は、表面積が多くそこを通ると温度を奪われて
お湯が冷めるそうです。


簾戸も、竹や葭などの何本もの細いものの間を風が通りぬけて
涼やかな風になるのですね。


俳句に「葭障子 細身の風の 来たりけり」(草間時彦)
があります。

細身の風。なんとも心地よいぴったりな言葉ですね。 


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# by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:23 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

今回のメルマガは白雲邸での講座についてお知らせします。

日本の夏じたくにて「簾戸の楽しみ方」の講座を開催します。

21日(木)15時~16時 22日(金)~24日(日)11時~12時 40年以上前に社長が作った簾戸をお客様よりお借りして、
それを見ながら「簾戸を使い込む楽しさ」を 鉋掛けや、組み立ての実演も交えてお話します。

喫茶のVivoさんの茶菓子付きです。 美味しいお茶とお菓子でちょっと一休みしながら、社長の話、実演を是非ご覧くださいませ。

お電話0254-22-6450FAX 0254-22-7096メールinfo@kimajime.co.jp にてご予約下さい。

白雲邸は少しわかりづらい場所にあります。 大きな門をくぐり、さらに建物の前の門をくぐったところにあります。
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# by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:19 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

堀商店さんは、弊社社長も職人さんも大ファンでワークショップ開催は夢のようです。
ご厚意に心より感謝申し上げます。


堀商店さんのホームページよりご紹介します。
http://www.hori-locks.co.jp/company.html


東京は新橋。近代的なビルが建ち並ぶ中、スクラッチタイル張りの重厚なビルが見えます。
堀商店の店舗です。
そこでは120 年以上にわたり、私たちスタッフがお客様との語らいを通して<本当に良い物>を提供しています。
堀商店は1890 年(明治23 年)に創業しました。

(中略)

以来100 年ちかくにわたり堀商店では錠前、建具金物を中心に数々の独自性のある革新的な製品を開発しています。

(中略)

錠前は人々にとってかけがえのないものを守るために考え出されました。
そしてそれは何十年にもわたり使われていきます。
私たちはお客様に安心して末長く使っていただけることを第一に考え製品開発を行っています。


「安全性が高く堅牢なこと」、「質感のある重厚なデザイン」、
堀商店が一貫して守り続けている製品開発における理念です。
丈夫で長く使え、重厚で美しく、使い込むほどに味わいを深め、毎日の暮らしを豊かにしてくれる。
これが堀商店が考える<本当に良い物>です。



建具に堀商店さんの鍵や、取手を組みこむ時、質の高さにいつも驚きます。
また、建具の修理におじゃまして何十年も使った取手を見ると、いい感じになっていてしびれます。


錠と鍵の違いとは?

「鍵をかける」と言いますが、正確には「鍵で錠をかける」 です。 鍵穴に差込み施解錠する道具が鍵、鍵穴がある側が錠です。
前回の堀商店さんでのワークショップで教わりました。



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# by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:17 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)