2012年 03月 24日
健康博覧会
3月14.15.16日 東京ビックサイトにて、健康博覧会に出展してきました。
新潟県チームのブースで、簾戸を展示。
健康博覧会なので、サプリや、健康食品が多い中、少し浮いた存在ではありましたが・・・
『全て自然素材を使い体に優しく、癒し効果で心も健康に』
というコンセプトのもと、沢山の方に見て頂きました。
ありがとうございました。
多かったご意見は、
『介護施設の癒しスペースに。』
『今こそ、日本の力を見せてくれ。』 と、海外への輸出のご提案。
『日々、忙しく疲れているから、家での癒しにいいね。』 というお声、等。
予想外だったのは、
若い20代の方が、『格好良い!』 『杉のいい香りがする』 『見たことないけど、こうゆうのいいね』
と興味を示してくれたことです。
『嬉しいけど、意外だな。どうしてだろう?』
と考えていると、会社に入った時のことを思い出しました。
当時は、合板で作ったおしゃれな家具が好きでした。
会社で作る建具は、あまり興味がなかったというのが正直なところです。
それが、社長に怒られて落ち込んだ時。
何気なく、杉の板をすりすり触っていました。
柔らかくて、優しい感じがしたのを覚えています。
また、簾戸の取り替えの手伝いに行った時。
障子から、簾戸に変わっていく様子を見て『いや~いいもんだな~。』
と思いました。
自分の中から、今までなかった感情がでてきた感じでしょうか。
『思い出す』 という感覚に近いような?
心の底から自然とでてくる感情。
おそらく、この気持ちに近いものを、簾戸をはじめて健康博覧会で見た
若い方が感じてくれたのでしょうか。
考えるより先に感じる 『なんか良いな・・・。』 という気持ち。
これが、日本人のDNAというものなのでしょうか?
若い人は、自然の物や、昔ながらの物に、飢えているような気さえしました。
快適、便利になったけど、人間はそれだけでは、
満足しない動物なのでしょうか?
皆さんは、どう思われますか?
健康博覧会は、普段、会社にいては会えない人と、沢山お話をして、
新しい発見もあり、素晴らしい3日間になりました(*^。^*)
ご来場頂いた皆様、新潟県の皆様、心よりお礼申し上げます。