2017年 02月 08日
<第16回> 「猿錠」
猿つながりで、今回は「猿錠」です。
昔、便所などに使ったの木の鍵、あれを「猿錠」といいます。
ニュッと猿の手のように伸びるので猿錠。
職人さんは、鍵の持ち手のところを、こっそり瓢箪の形にしたり
します。お客さんが、喜ぶ顔を見るのが楽しみなんだそうです。
ちなみに・・・・
「猫猿」という、木の鍵もあります。猫なのか?猿なのか?
おそらく、猫のように運動神経の良い猿という意味で、
鍵がかかる場所まで上にあがっていて、ストンと落ちるタイプです。
雨戸によくつけます。
昔の人のネーミングって、面白いですね。