建具ワークショップ 建具に使う材木④ 木表・木裏

最後に、木表と木裏の話です。



ここでは、遠藤ケイさんが、「ちゃぐりん」という子供向けの雑誌に


日本の手仕事を紹介するコーナーがあり、そこで建具師として


書いて下さった文と絵を使わせてもらい説明しました。



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木表は、丸太の外の方で、木裏は中。


小口を見ると、盛り上がっている方が木表です。




角の部材になって、小口を見ても、どちらが盛り上がっているかわからず、


木表か木裏かわからなくなった時は、柾目の方よりも、木目の方を見ると


わかりやすいです。



木目で、目が浮いている方が、木裏。


目が沈んでいる方が、木表です。



指でさわってみて下さい。



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うちの会社では、建具を作る時、木表を全部、外側にもってきます。


遠藤さんもイラストで書いて下さっていますが、建具を1本の木と見ています。



その方が自然で木が喜んでいるような気がします。



先ほど言いましたが、木裏は目が浮いているので、


雑巾で拭いたとき、ささくれが出やすい。


そんなことからも、木表が外が良いのかなと思います。




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しかし、木表ということは、白太であることが多く


赤太より柔らかく、固い赤太を外にもってくる


ところもあります。



それは、その会社のやり方で良くて、大事なのは


外なら外で統一することだと思います。




節があったりして、当社でも木裏を外にもってくることもあります。


木を無駄にしなかったり、それで、見た目の調和がとれれば良くて、


何でもかんでも一律にというのは嫌だなと思います。









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by takahashi-tategu | 2015-03-27 12:02 | ワークショップ | Comments(0)