建具ワークショップ 茶室建具

2月21日は、茶室建具のワークショップでした。



10名様の満員御礼で、外国の方が2名もいらっしゃってとても盛り上がった会となりました。


ご参加の皆様、ありがとうございました(^O^)






以下、ワークショップの記録です。




茶室建具というと、特別なイメージがありますが、そんなことはなく、茶室には障子もあり襖があり板戸がありますが、住宅にも障子があり襖があり板戸があります。





建築の方は詳しくないのですが、茶室は、そんなに大きな建物ではありません。そこに普通の住宅の建具を持っていったらバランスが悪いですね。その繊細さにあった建具、あえて茶室建具というならそんな建具の事をいうのだと思います。





茶室に使う材料ですが、杉が多いように思います。





杉の色は人間の精神がリラックスする、そんなところが茶室に合うように思います。




建具の厚みについて。


茶室は、鴨居と敷居も小さいので、そこに1寸30mm)


普通の住宅に入れる建具を入れるとごつく感じます。




「4・5」  「3・5」 茶室はこの2つが多いです。


島が4分(12㎜)溝が5分(15㎜)建具の厚みが8分(24mm)


島が3分(9㎜)溝が5分(15㎜)建具の厚みが7分(21mm)





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建具は平面なんですけど、少し斜めからみると立体に見えて、厚みが建具の見え方の印象において重要になってきます。









茶室建具は、内山和紙・美濃和紙の寸法が基本になっています。


丈93分(282mm) 巾133分(400mm)




障子はこの和紙の寸法に合わせて桟の位置を考えると、無駄なく美しいプロポーションになります。





千鳥張り(和紙を継ぐ位置)は、たとえば引き違いなら、2枚たった時の全体のバランスをみて張り方を決めます。




紙の継ぎ目は、茶室なら5厘(1.5mm)が合うように思います。





部材の寸法が1mm違うと、イメージが全く変わってきます。1mmを大事に考えると、その場にしっくりした建具ができるかと思います。




建具を考えるとき、本当は原寸が理想です。私は1/10で書いていますがCADは使えないので、ドラフターで書いています。


(手書き派の参加者の方がいて、社長と意気投合しまていました。)





すべて一律で考えずに、背の高さや茶室の雰囲気で調整していくと良いと思います。








襖は、桟を組んでそこに紙を張り重ねていきます。


何が一番大事か?というと、襖の隅々が一番大事です。横にチイがはいっています。そうすると、ねじれをふせいで、紙の引っ張りをとめます。




表具屋さんから借りた本に、




「この襖はその茶室のごとく素朴な精神が生かせなければならない」




「引手姿なども勘案してその数を割出す」




「骨は透影(すきかげ)が武骨にならないこと」




とありました。




本襖は、障子の桟のような骨に紙を張り重ねて、その骨にあわせて引手の位置も決まります。下地である骨も武骨にならぬよう、とは茶室らしく恰好良いなと思いました。























































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by takahashi-tategu | 2015-02-25 17:57 | ワークショップ | Comments(0)