本襖⑧   生麩糊(しょうふのり)

今回の本襖では使っていませんが、昔からの方法は、


『生麩糊 (しょうふのり)』 を使うと、表具屋さんが教えてくれました。




生麩糊 (しょうふのり)とは、障子や襖を張る時の、ノリの一種です。



相馬表具屋さんいわく・・・



『作業する時は、このノリくっつくのかな?と思うくらいサラサラだけど、


乾くと、すごく良くつくんだよね。


急ぎの仕事の時は、生麩糊 使うと間違いないね。』  




生麩糊 (しょうふのり)とは、


小麦粉からグルテンをとりのぞいたもの


お麩をつくるときの残ったもの、です。




お豆腐でいうと、オカラのような


いらない絞りカスみたいなものだそうです。





以前、化学物質過敏症のお客様のお宅で、普通のボンドも


駄目だということで、襖と障子には、生麩糊を使い、


建具の接着には、お米を木の棒でつぶして、米ノリを作って使いました。


その米ノリのことを、 『そくい』  と呼んでいます。




しょうふのりも、売っていなくて、それぞれ表具屋さんの家で


煮てつくるそうです。


[PR]
by takahashi-tategu | 2012-12-04 18:08 | 職人の仕事 | Comments(0)