2012年 02月 16日
建具と気持ちの関係
今日は、気温は低いのですが、晴れ間のでる気持ちのよい日です。
そんな、冬の晴れに感じるのと近い気持ちを、30年くらい前に、建具を納品させてもらったお宅に
おじゃましたときに感じました。
家に入ると、とっても気持ちがいいんですね。
考えるより先に、頭が反応するというか・・・。どう表現すればよいかわからないのですが。
ありきたりの言葉で書くと、家のつくりと、建具がぴったりで、すっきりしていて、品のよい雰囲気。
こんな気持ちになる高橋建具の建具が、本当に大好きです。
でも、まだ、うまく説明できないし、図面化もできませんが、沢山、現場を見て、
できるようになりたいと思います。
そもそも、農家になりたかった私が、建築に興味をもったのは・・・・・・
短大があった場所が、世田谷区の経堂で、学校の帰りに街を見て歩くのが好きでした。
その中で、とても魅かれる家があったり、豪華そうなんだけど、なんとなくいやな気持になる家があったり・・。
どうして、そんな風に思うんだろう? それがきっかけで、建築の本を読むようになりました。
そこで、昔の大工さんの木割りとか、コルビュジェのモジュールとかで、きれいに見える寸法があること
を知りました。
高橋建具に勤めてから、納品した現場をみるたびに、とても魅かれました。
工場で見るより、現場にたつと、さらに、魅力が増すんですね。
きれいだなぁ~、と思いました。
茶室も、あぁ~って、心の底から気持ちのよいものと、そうじゃないものがあります。
その違いは、何でしょうか? 早くわかるようになりたいです。
(どなたか知っている方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。)