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建具と気持ちの関係

今日は、気温は低いのですが、晴れ間のでる気持ちのよい日です。



そんな、冬の晴れに感じるのと近い気持ちを、30年くらい前に、建具を納品させてもらったお宅に


おじゃましたときに感じました。





家に入ると、とっても気持ちがいいんですね。


考えるより先に、頭が反応するというか・・・。どう表現すればよいかわからないのですが。




ありきたりの言葉で書くと、家のつくりと、建具がぴったりで、すっきりしていて、品のよい雰囲気。





こんな気持ちになる高橋建具の建具が、本当に大好きです。


でも、まだ、うまく説明できないし、図面化もできませんが、沢山、現場を見て、


できるようになりたいと思います。






そもそも、農家になりたかった私が、建築に興味をもったのは・・・・・・



短大があった場所が、世田谷区の経堂で、学校の帰りに街を見て歩くのが好きでした。


その中で、とても魅かれる家があったり、豪華そうなんだけど、なんとなくいやな気持になる家があったり・・。


どうして、そんな風に思うんだろう? それがきっかけで、建築の本を読むようになりました。



そこで、昔の大工さんの木割りとか、コルビュジェのモジュールとかで、きれいに見える寸法があること


を知りました。





高橋建具に勤めてから、納品した現場をみるたびに、とても魅かれました。



工場で見るより、現場にたつと、さらに、魅力が増すんですね。



きれいだなぁ~、と思いました。




茶室も、あぁ~って、心の底から気持ちのよいものと、そうじゃないものがあります。



その違いは、何でしょうか? 早くわかるようになりたいです。


(どなたか知っている方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。)


by takahashi-tategu | 2012-02-16 12:20 | Comments(0)