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5月は新潟三越さんでの「大職人展」
そして、日本橋ブリッジにいがたでの「第14回・簾戸展示会」
と大きな催事が2つありました。

どちらも沢山ご来場頂き、ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
おかげ様で無事終えることが出来ました。

「久しぶり!元気でしたか?」と一年ぶりににお会いした方
「簾戸前から欲しかったのよ」と簾戸を見つけて喜んで下さる方
「これいいな~欲しい。」と言って下さった小さな男の子
内容は把握できなかったのですが、とても気に入っているご様子の外国のご婦人
催事でご一緒した職人の方々・・・・多くの出会いがありました。

本当にありがとうございました!!


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(↑新潟三越さん 大職人展の展示の様子)


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(↑隣のブースだった東京の犬張り子の田中さん。)


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(↑日本橋ブリッジにいがたの展示。ショウウィンドウ越しに社長がいます。)

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(↑お茶の先生が生けて下さったテッセン。簾戸にぴったりで素敵でした。)

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(↑簾戸展示会で一番人気があった約40年前に作った萩の簾戸。風格がありました。)


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(↑趣のある日本橋の風景。この角にブリッジにいがたがあります。)




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by takahashi-tategu | 2017-06-03 13:45 | イベント・お知らせ | Comments(0)

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弊社では、平成16年に新聞に簾戸が掲載されてから、首都圏を中心に全国へ納品するようになりました。

その簾戸の中でも人気のあるものが萩の簾戸です。
萩に魅了される人、そして萩の簾戸がついた現場に多く立会いました。
皆さん「なんとも言えないけど、萩はいいよね。」と曖昧な言葉なのですが、とても嬉しそうに言って下さいます。

長年、この萩という素材の魅力はなんだろう?と不思議に思っておりました。

そこで今年の簾戸展示会にて

1.茶と赤と紫が混じったなんとも言えない「色」

2.小さな節のある「素材感」
 
3.万葉集にも詠まれた「萩と日本人の関係」 

の3つのキーワードで萩を紹介するコーナーを設け、萩の魅力に迫ります。

写真の萩の簾戸は約40年前のものです。
色に深みが増し艶もあり、凄みさえ感じます。(この簾戸も会場に展示します。)

萩は渡良瀬川流域で育てて加工していますが、昔に比べ需要が少なくなり、作る人も減りいつかはなくなると言われています。この企画を通して、この素材の存在を知ってもらえたらと思っております。

「簾戸展示会」
●日時:5月19日(金)~22日(月)10時~19時(初日13時より 最終日16時まで)
●会場:ブリッジにいがた(東京都中央区日本橋室町1-6-5 三越本店向かい)

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by takahashi-tategu | 2017-05-04 20:16 | イベント・お知らせ | Comments(0)

第14回 簾戸展示会 

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おかげ様で簾戸展示会も14回目を迎えました。
ご愛顧に心より感謝申し上げます。
涼しげな簾戸、屏風、小物を用意し皆様のお越しをお待ちしております。

今年は2つの特集展示があります。
1つ目は、マンションなど現代の簾戸の活用法をを実物大のセットを組んでご紹介。
(カーテンやブラインドのつい
ている所に、引違いの簾戸がつきます。)

2つ目は、萩の特集です。
すだれに使う萩。古来より何故、日本人は萩に惹かれるのか?
独特な色、素材感・・その魅力に迫ります。

風炉先屏風や衝立は会場で販売いたします。...
簾戸は、予約注文を承ります。

(4日間とも、社長の高橋と担当の五十嵐がおります。
デザインのご相談や、メンテナンス方法などお気軽にお声がけ下さい。)

日時
5月19日ー5月22日
10時から19時 (初日13時より 最終日16時まで

高橋建具製作所ホームページ
http://www.kimajime.co.jp/

簾戸部屋別の実例 
http://www.kimajime.co.jp/design-scene-washitu.html

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by takahashi-tategu | 2017-05-04 20:09 | イベント・お知らせ | Comments(0)

建具に使う材料 


3月18日(土)日本橋ブリッジにいがたにて、建具の教室を開催しました。
今回の内容は、「建具に使う材料」でした。

建具に使う材料は様々ありますが、「杉」と簾戸につかう「すだれの素材」を取り上げました。


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↑配布の杉とすだれのサンプル。
(写真を撮り忘れたので、参加者の方が送って下さったものを使わせてもらいました。ありがとうございました!)


杉・・秋田杉  新潟の杉(上物) 新潟の杉(並)
すだれ・・御形(ごぎょう)  天津よし  萩  焼きひご

サンプルが好評だったので、4月の教室のお土産もこのセットにします。(^o^)

実物の素材を見ながら、素材の特性、寸法から簾戸のデザインを考える話や、
素材の良し悪しとは、決して値段の差だけではないという事を
ご紹介しました。


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↑社長が説明している様子

東京は、日本橋三越向かいのブリッジにいがたの2階でやっています。

こんな風に机を囲んでお茶を飲みながらすすめています。
参加の皆さんからのご質問やお話もあり、とても良い時間になりました。










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by takahashi-tategu | 2017-04-03 21:03 | ワークショップ | Comments(0)

<第33回>「180年の杉」

先日、とても嬉しいことがありました。

キッチンのリフォームを計画していて、杉の建具を作る予定のお客様が
シンクの色を決めるためショウルームへ行ったそうです。


その際、杉のサンプルも持っていって、杉に合わせてシンクの色を決めたとの事。


「やはり180年の杉の力はすごいね。杉をメインにキッチンの色を決めたよ。」とお電話がありました。


話を聞いた杉が大好きの社長もニコニコして嬉しそうでした。


180年前というと、大河ドラマ「花燃ゆ」の高杉晋作が活躍した時代で・・・・
そんなに前から新潟の山で、雪や雨風に耐えて生きてきた杉。
そして、180年もの間、代々大事に手入れをしてきた杉です。


しかし、杉は木目がはっきりしていることもあり、合わせずらい素材
と言われることも多いのです。


そんな中、「まず杉ありき!」でコーディネートして下さるとは本当に
嬉しく、私たちも勉強になる出来事でした。


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by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:29 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

10月の市民茶会にむけたお稽古がはじまりました。
先生から「一手ぬけた」と言われることも多いのですが・・・


建具の世界でも「その一手の有り無しで出来上がりが全然違う」
という事があります。


例えば、墨付け(材木に印をつける作業)の際、鉛筆ではなく
白引き(しらびき)という先端が刃物になっている道具を使います。


その刃をよく切れるように研いで、刃先が墨をつける外側に向けるようにします。

四角の穴を掘るときは、向かい合った線は刃を返して墨付けします。
そうする事で刃が外向きになりすっきりきれいな穴になります。


その「刃を返すという一手が大事だ。」と社長は良く言います。


そんな大事な一手を9月のワークショップでもお話できればと思います。




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by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:26 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

先月21日から24日に開催された三渓園での日本の夏じたく。
四日間に渡り沢山ご来場頂き、ありがとうございました。


「簾戸の楽しみ方」という講座も行いました。
社長が20代の時に作った約40年前の簾戸を表具屋さんからお借りして、
それを見ながら、簾戸を使い込む楽しさについてお話をしました。

やはり40年ものの簾戸は年月を経た重みがあり、会場でもいぶし銀の輝きを放って
いました。

長く使い込みその変化を楽しむためには、修理できる作り方である事が必須です。
簾戸の中のすだれも、修理ができるよう取り外しできる作りになっています。


では、どのようにして「すだれ」を入れているか?というと・・・・


「ためして入れています!」と社長が言うと、皆さん、一瞬きょとんとされました。


すだれを少し曲げて木枠のミゾに入れる実演をしてみると「なるほど~」という声が。


すだれが入っている桟と桟の間にすだれの厚み分のミゾがあり、まず下からすだれを入れ
上のミゾには、すだれを少し曲げて入れます。


その後、小さな釘でとめるので接着剤で固めてしまう事なく固定できます。


その後、「ためす」は方言か?という話題になり「ためすは横浜でも使います、方言ではありません。」
というご意見もあり・・・


辞書で調べたのですが、「撓ます(たわます)」という意味でしょうか。
ただ、その意味だけではなく、木を組む際、木の固さ等を加減しながら作業する時も使うので
力を加減しながら、「試しながら」・・という意味かもしれません。

きっと、色々な職種、会社において微妙な動作を伝える言葉があるのでしょうね。
面白いですね。




簾戸を通る風は何故涼しいのか?

簾戸をつけて下さったお客様から、
「簾戸を通る風は涼しく感じるわね。」と言って頂く事が
多いのですが、その理由を説明出来ずにおりました。


先日、「きっと簾戸もそうだ!」と思うことをテレビで見ましたので
ご紹介します。


温泉の源泉は温度が高く、それを下げる為に原始的な方法であることを
しています。それは何でしょうか?

というクイズ。


答えは、「竹に源泉をかけて温度を下げている。」でした。

沢山枝のある竹は、表面積が多くそこを通ると温度を奪われて
お湯が冷めるそうです。


簾戸も、竹や葭などの何本もの細いものの間を風が通りぬけて
涼やかな風になるのですね。


俳句に「葭障子 細身の風の 来たりけり」(草間時彦)
があります。

細身の風。なんとも心地よいぴったりな言葉ですね。 


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by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:23 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

今回のメルマガは白雲邸での講座についてお知らせします。

日本の夏じたくにて「簾戸の楽しみ方」の講座を開催します。

21日(木)15時~16時 22日(金)~24日(日)11時~12時 40年以上前に社長が作った簾戸をお客様よりお借りして、
それを見ながら「簾戸を使い込む楽しさ」を 鉋掛けや、組み立ての実演も交えてお話します。

喫茶のVivoさんの茶菓子付きです。 美味しいお茶とお菓子でちょっと一休みしながら、社長の話、実演を是非ご覧くださいませ。

お電話0254-22-6450FAX 0254-22-7096メールinfo@kimajime.co.jp にてご予約下さい。

白雲邸は少しわかりづらい場所にあります。 大きな門をくぐり、さらに建物の前の門をくぐったところにあります。
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by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:19 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

堀商店さんは、弊社社長も職人さんも大ファンでワークショップ開催は夢のようです。
ご厚意に心より感謝申し上げます。


堀商店さんのホームページよりご紹介します。
http://www.hori-locks.co.jp/company.html


東京は新橋。近代的なビルが建ち並ぶ中、スクラッチタイル張りの重厚なビルが見えます。
堀商店の店舗です。
そこでは120 年以上にわたり、私たちスタッフがお客様との語らいを通して<本当に良い物>を提供しています。
堀商店は1890 年(明治23 年)に創業しました。

(中略)

以来100 年ちかくにわたり堀商店では錠前、建具金物を中心に数々の独自性のある革新的な製品を開発しています。

(中略)

錠前は人々にとってかけがえのないものを守るために考え出されました。
そしてそれは何十年にもわたり使われていきます。
私たちはお客様に安心して末長く使っていただけることを第一に考え製品開発を行っています。


「安全性が高く堅牢なこと」、「質感のある重厚なデザイン」、
堀商店が一貫して守り続けている製品開発における理念です。
丈夫で長く使え、重厚で美しく、使い込むほどに味わいを深め、毎日の暮らしを豊かにしてくれる。
これが堀商店が考える<本当に良い物>です。



建具に堀商店さんの鍵や、取手を組みこむ時、質の高さにいつも驚きます。
また、建具の修理におじゃまして何十年も使った取手を見ると、いい感じになっていてしびれます。


錠と鍵の違いとは?

「鍵をかける」と言いますが、正確には「鍵で錠をかける」 です。 鍵穴に差込み施解錠する道具が鍵、鍵穴がある側が錠です。
前回の堀商店さんでのワークショップで教わりました。



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by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:17 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

2月のワークショップのテーマは茶室建具でした。


前日まで徹夜で茶室について調べ、資料を作ったのですが、
社長が途中から全然違う話を始めて、資料の出番はなく・・・
残念でしただ、いい話でした!


そこでの話を少し紹介します。



「茶室建具というと、特別なイメージがありますが、そんなことはなく
茶室には障子もあり襖があり板戸がありますが、住宅にも障子があり
襖があり板戸があります。」

「建築の方は詳しくないのですが、茶室は、そんなに大きな建物ではありません。
そこに普通の住宅の建具を持っていったらバランスが悪いですね。
その繊細さにあった建具、あえて茶室建具というならそんな建具の事を言うのだと思います。」



「部材の寸法が1mm違うと、イメージが全く変わってきます。
1mmを大事に考えると、その場にしっくりした建具ができるかと思います。」
「建具を考えるとき、本当は原寸が理想です。私は1/10で書いていますが、
CADは使えないので、ドラフターで書いています。」

(手書き派の参加者の方がいて、社長と意気投合しまていました。)



「すべて一律で考えずに、背の高さや茶室の雰囲気で調整していくと良いと思います。 」



何度も何度も現場に行って、そこで感覚を身につけるしかないのだと痛感しました。



茶室の鴨居ミゾについて

以前、住宅の建具の厚さは鴨居や敷居のミゾで決まるという
話を紹介しました。

普通の住宅は、溝が21mm島が12mmで建具の厚さが30mm。

それに対して茶室は、溝が15mm島が12mmで建具の厚さが24mm。
または、溝が15mmで島が9mmで建具の厚さが21mmとする事が
多いです。


現場の職人さんたちは尺貫法で呼び

溝15mm・島12mmを4/5(よんごう)(4分と5分)
溝15mm・島9mmを3/5(さんごう)(3分と5分)

といいます。

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by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:14 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)