今回のメルマガは白雲邸での講座についてお知らせします。

日本の夏じたくにて「簾戸の楽しみ方」の講座を開催します。

21日(木)15時~16時 22日(金)~24日(日)11時~12時 40年以上前に社長が作った簾戸をお客様よりお借りして、
それを見ながら「簾戸を使い込む楽しさ」を 鉋掛けや、組み立ての実演も交えてお話します。

喫茶のVivoさんの茶菓子付きです。 美味しいお茶とお菓子でちょっと一休みしながら、社長の話、実演を是非ご覧くださいませ。

お電話0254-22-6450FAX 0254-22-7096メールinfo@kimajime.co.jp にてご予約下さい。

白雲邸は少しわかりづらい場所にあります。 大きな門をくぐり、さらに建物の前の門をくぐったところにあります。
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# by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:19 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

堀商店さんは、弊社社長も職人さんも大ファンでワークショップ開催は夢のようです。
ご厚意に心より感謝申し上げます。


堀商店さんのホームページよりご紹介します。
http://www.hori-locks.co.jp/company.html


東京は新橋。近代的なビルが建ち並ぶ中、スクラッチタイル張りの重厚なビルが見えます。
堀商店の店舗です。
そこでは120 年以上にわたり、私たちスタッフがお客様との語らいを通して<本当に良い物>を提供しています。
堀商店は1890 年(明治23 年)に創業しました。

(中略)

以来100 年ちかくにわたり堀商店では錠前、建具金物を中心に数々の独自性のある革新的な製品を開発しています。

(中略)

錠前は人々にとってかけがえのないものを守るために考え出されました。
そしてそれは何十年にもわたり使われていきます。
私たちはお客様に安心して末長く使っていただけることを第一に考え製品開発を行っています。


「安全性が高く堅牢なこと」、「質感のある重厚なデザイン」、
堀商店が一貫して守り続けている製品開発における理念です。
丈夫で長く使え、重厚で美しく、使い込むほどに味わいを深め、毎日の暮らしを豊かにしてくれる。
これが堀商店が考える<本当に良い物>です。



建具に堀商店さんの鍵や、取手を組みこむ時、質の高さにいつも驚きます。
また、建具の修理におじゃまして何十年も使った取手を見ると、いい感じになっていてしびれます。


錠と鍵の違いとは?

「鍵をかける」と言いますが、正確には「鍵で錠をかける」 です。 鍵穴に差込み施解錠する道具が鍵、鍵穴がある側が錠です。
前回の堀商店さんでのワークショップで教わりました。



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# by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:17 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

2月のワークショップのテーマは茶室建具でした。


前日まで徹夜で茶室について調べ、資料を作ったのですが、
社長が途中から全然違う話を始めて、資料の出番はなく・・・
残念でしただ、いい話でした!


そこでの話を少し紹介します。



「茶室建具というと、特別なイメージがありますが、そんなことはなく
茶室には障子もあり襖があり板戸がありますが、住宅にも障子があり
襖があり板戸があります。」

「建築の方は詳しくないのですが、茶室は、そんなに大きな建物ではありません。
そこに普通の住宅の建具を持っていったらバランスが悪いですね。
その繊細さにあった建具、あえて茶室建具というならそんな建具の事を言うのだと思います。」



「部材の寸法が1mm違うと、イメージが全く変わってきます。
1mmを大事に考えると、その場にしっくりした建具ができるかと思います。」
「建具を考えるとき、本当は原寸が理想です。私は1/10で書いていますが、
CADは使えないので、ドラフターで書いています。」

(手書き派の参加者の方がいて、社長と意気投合しまていました。)



「すべて一律で考えずに、背の高さや茶室の雰囲気で調整していくと良いと思います。 」



何度も何度も現場に行って、そこで感覚を身につけるしかないのだと痛感しました。



茶室の鴨居ミゾについて

以前、住宅の建具の厚さは鴨居や敷居のミゾで決まるという
話を紹介しました。

普通の住宅は、溝が21mm島が12mmで建具の厚さが30mm。

それに対して茶室は、溝が15mm島が12mmで建具の厚さが24mm。
または、溝が15mmで島が9mmで建具の厚さが21mmとする事が
多いです。


現場の職人さんたちは尺貫法で呼び

溝15mm・島12mmを4/5(よんごう)(4分と5分)
溝15mm・島9mmを3/5(さんごう)(3分と5分)

といいます。

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# by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:14 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)

先日、神戸の竹中大工道具館へ行ってきました。


大学の教授で茶室の本も沢山書いていらっしゃる
中村晶生先生の講演「日本の伝統建築の真・行・草」と
先生と大工の升田志郎棟梁の対談を聞くためです。


会場は熱気にあふれ、作業服を着ていなくても大工さん
だとすぐにわかる眼光鋭い大工さんも大勢来ていました。

立ち見の方も大勢で会場に入りきらない程でした。




今回の口伝のコーナーは、そこでの話を少しご紹介します。


「草のパラッとした表現をするのにいかに技と感性をそそぐか?」


「真があって行があって草がある」


文字も楷書があって行書があって草書があるように
茶室だけ勉強しても駄目。基礎をしっかり学ぶ事が大事。


先生の推測との前置きがありましたが、利休は自分で墨付けも
できて柱の木割もわかっていた。その上で木割という比率ではなく
不特定の草の空間を作りだしたのではないか、との事でした。


中村先生の本は会社にもあり読んでいたのですが、
ご本人からお話を聞くのはまた格別でとても濃い時間でした。


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# by takahashi-tategu | 2017-02-08 11:12 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)


「同じ形でも違う」

普通の障子、同じように同じ形で作っても違ってくるのです。


どこが違うのかはっきりとは言えないのですが、佇まいが
違います。

その違いは、社長いわく・・・

「こしらえる時の気持ち」なのだそうです。

長くきれいに使って欲しいな・・・と思いながら作ると
ここはもう少し丈夫にしよう、とか、仕上げる前に
鉋の刃を研いでおこうという事になるそうです。

この気持ちを大事に、来年も精進しようと思います。
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# by takahashi-tategu | 2017-02-08 10:54 | 口伝 ~代々伝わる建具職人の心~ | Comments(0)