10月24日、新宿の住まいのオーダーメード館403さんで


「女性のための和風建具ワークショップ」を開催しました!(^^)!




女性ということで・・・


1、日々の暮らしがときめく建具



2、美容と健康に良い昔ながらの素材とは?



3、無垢の建具は良さそうだけど・・・メンテナンスが大変なのでは?


~建具屋の本音トーク~



4、建具っていったいいくらなの? 予算組みについて


~建具の価格の違いとは?~



5、マンションと和風建具の素敵コーディネート集



テーマはこの5つでした。





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予算組みの話を少しここでご紹介します。



障子や襖は、いったいいくらするのか?


私もこの会社に入っていなければ、見当もつかない話です。




高橋建具の場合・・・


普通の障子で1枚24000円。


襖は両面張って1枚28000円です。


一方で、一見同じように見える襖も10万円ほどするものもあります。


(シンプルな普通の障子でも、沢山作るところと、1つ1つ注文で作るところ、材料などでも


価格の差がでてきます。)



建具の値段の違いの要因は3つあります。



1つ目は・・


材料代の違い



例えば襖紙は、機械で漉いた紙が一般的で多く流通しており価格も手ごろです。


それに対して、手漉きのものや、からかみのような雲母擦りを施した紙は倍以上と、


価格に大きな差があります。






2つ目は・・


職人さんの手間賃



例えば、大きなマスの障子は1日でできますが、


桟が何本も細かく入った障子は、1週間もかかりその分価格も高くなります。



また襖でも、本襖となると紙を何枚も張り重ねるので、2週間くらいかかります。





3つめは・・・


部品代の違い



価格を大きく左右する建具部品が3つあります



1、取手



2、鍵



3、ガラス



です。



取手は、真鍮や鋳物などでできたものは、やはり高価で一般に普及しているものの何倍もの価格になります。


鍵も沢山種類があり、素材や性能により価格に大きな差があります。




ガラスも多様で、防犯性能がついたものや、パターンガラスと言われるおしゃれな装飾ガラスはやはり高くなります。





取手や、鍵の値段が高いものは、やはりとても質も良いもので、頑丈で壊れにくく、使い込むといい感じに味がでてきます。





だからといって高いものだけが良いわけでもなく、
シンプルな大きなマスの手ごろな価格の障子が個人的には1番好きです。





具体的にどうしたらいいのかというと・・・・


まずざっくりと高い仕様の手ごろな仕様の見積りをとって、


そこから、自分の好みや、大事にしたいところ(デザインや素材感など)を建具店に伝えて話をしていくのがいいかと思います。


コストがない時でもあれこれ考えると、とてもいい感じに仕上がるものです。




ポイントは、少し多めに時間をかけて考えることです。


(建具を決めるのは奥深いところもあり、意外と楽しい作業です。せっかくの機会なのでじっくりと。)



そして、建具の職人さんやスタッフに遠慮なく何でも聞いて下さい。


1年に何件も建具を納めているので沢山の事例を見ていますし、


長年やってきているので、鍵や取手が長く使うとどうなるか?身をもって知っています。





少し話が変わりますが・・・先日、はじめて着物をオーダーで作ってもらいました。


お茶会用だったのでお点前の時にはだけないようにと、下を大きめに、きちんとあわさるように仕立ててくれました。好きな色や模様は来ていてもうきうきして、やはりプロが見立ててくれただけあって、着ていててもしっくりして着心地は最高でした。 



オーダー建具も似ているなと思いました(*^^*) 


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by takahashi-tategu | 2015-11-04 15:21 | ワークショップ | Comments(0)