16日に行われたワークショップの続きです。



話は、建具の材料へ。




早津さんが、木目がプリントされたシートを見せてくれました。



このシートを表面に貼った建具が多くなりました。



均一できれいな仕上がりになります。






今度は、写真を1枚見せてくれました。



早津さんの事務所がある豪徳寺のお寿司屋さんの


玄関の写真です。




木製の引き違いの玄関。




早津さんが、朝、事務所に行く時、お店のおばあさんが


桶で、さらしの布をしぼり、玄関を拭いているそうです。




写真をよく見ると、桟の角がとれて丸くなっていました。





以下、早津さんの言葉です。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




こんな風にして、私達日本人は、


繰り返し、繰り返し、大事にものを使ってきた。



そこに、ものへの思い入れが生まれて、


『ただものではなくなる』 




職人が長く使って欲しいと思って丁寧に作った建具を、


今度は、使う側が引き継ぐ 




心も引き継ぐ





建具と人との関わり合いが生まれる





無垢の木で人が作った建具には、そんな感情が


宿るのですね。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





いや~、いい話でした(*^。^*) 






ワークショップの最後は、フリーで皆さんと


色々話をしました。



家具修復の方は、建具と道具が違う事にとても


興味をもっておられました。




そこから、空間をつくりだすのは、道具だね!という話になり



道具にスポットをあてたワークショップもいいね・・と。



面白くなってきました。 


年内の予定に入れますのでご期待ください。





次回、東京でのワークショップは、4月20日(土)


いよいよ、社長登場です!!  



そろそろ時期なので、実演をまじえて『簾戸』のお話をします。



ふるってご参加下さい。


(ワークショップお申込みは、info@kimajime.co.jp
 まで)















[PR]
by takahashi-tategu | 2013-03-19 16:04 | ワークショップ | Comments(0)

3月16日(土)  簡素建具ワークショップ開催しました!



講師は、東京の設計事務所 


(株)デザインネットワークス 早津信雄氏。



新潟のご出身で、7年前に簾戸をご注文していただいて


出会いました。



印刷屋さん、家具修復のお仕事の方、菌を研究している方、設計事務所の方


様々なジャンルより4名のご参加。



ありがとうございました!




f0375580_17090955.jpg





話のテーマは



『建具とは? 建具の歴史と材料 』




まず、建具の歴史



そもそも建具はいつからあるのでしょうか?


わかっているものは、なんと、弥生時代。



しかも、一枚板の開き戸だそうです!



弥生時代に、農業がはじまり、ものを保管する必要がでてきました。


そこで、作物を守る為に、建具ができた。




飛鳥時代には、お寺に威厳を示すため、装飾をほどこした


立派な建具ができてきます。




平安時代後期に、紙を張った今のような障子がでてきます。


900年前からあるんですね。




建具は、門からはじまり、玄関⇒室内の戸⇒障子 と


だんだん軽くなっていきます。



そして、早津さんが面白い話をして下さったのですが、


何か大事なものを守るときは、『開き戸』 ですね。



お城の門も、蔵の戸も、開き戸です。




グッとしめる。守ろうという気持ちの表れ。




そういえば、引き戸をしめる時、そんな気持ちにならないですね。


引き戸は、そっとしめる、遮るって感じ。





そこから、映画好きな早津さんから、



映画で怒った場面は、開き戸をバタン!ってしめるよね と。



参加者の方より、


『何か、ふわ~って、夢の世界にいくときも、ドアを開けるよね。』



『ドラえもんの、どこでもドアなんか、まさにそうだよね。』



『簾戸を見ていると、自宅の茶の間から、ふっとワープして


避暑地にいったような気にもなる。』





建具の先を、知らず知らずに想像していたとは・・・・・


新しい発見でした。





材料については、②につづく



[PR]
by takahashi-tategu | 2013-03-19 13:44 | ワークショップ | Comments(0)