カテゴリ:ワークショップ( 28 )

建具に使う材料 


3月18日(土)日本橋ブリッジにいがたにて、建具の教室を開催しました。
今回の内容は、「建具に使う材料」でした。

建具に使う材料は様々ありますが、「杉」と簾戸につかう「すだれの素材」を取り上げました。


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↑配布の杉とすだれのサンプル。
(写真を撮り忘れたので、参加者の方が送って下さったものを使わせてもらいました。ありがとうございました!)


杉・・秋田杉  新潟の杉(上物) 新潟の杉(並)
すだれ・・御形(ごぎょう)  天津よし  萩  焼きひご

サンプルが好評だったので、4月の教室のお土産もこのセットにします。(^o^)

実物の素材を見ながら、素材の特性、寸法から簾戸のデザインを考える話や、
素材の良し悪しとは、決して値段の差だけではないという事を
ご紹介しました。


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↑社長が説明している様子

東京は、日本橋三越向かいのブリッジにいがたの2階でやっています。

こんな風に机を囲んでお茶を飲みながらすすめています。
参加の皆さんからのご質問やお話もあり、とても良い時間になりました。










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by takahashi-tategu | 2017-04-03 21:03 | ワークショップ | Comments(0)

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5月10日と14日。新橋の堀商店様ショウルームにて


ワークショップを開催しました。



東京の建築家、藤井兼祐氏の協力のもと


シンプルのしくみー手間くう暮らしの好き好きー


と題し、シンプルと手間をテーマに行いました。




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by takahashi-tategu | 2016-06-15 14:05 | ワークショップ | Comments(0)

11月14日の新宿住まいのオーダーメード館403さんでのワークショップは、


「家づくりのプロの為の和風建具」 でした。



建築士さんと建具屋さん。


お二人とも女性の方が参加して下さいました。



今回は、参加の皆さんからの質問を中心に進めました。


回答は弊社社長です。




Q1 ケヤキが手元にあるのですが、狂いが心配です



A1 ケヤキは狂いやすい材料ですね。


乾燥させて寝かせばいいかというと、そういう訳でもなく、何年寝かせても


暴れるものは一鉋かければすぐ暴れます。



ケヤキで建具を作る時は、


ホゾを必ず通すようにします。(途中でとめずにぬききる)


そして、割りを入れてクサビを打ち込みます。


ケヤキが動いてすき間が出てきたら、そこにノミを入れて、クサビを打ち直します。


そうるすとパンとくっつきます。



また、ねじれどめにホゾをこのように加工したりします。(下の絵)



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ケヤキに限ったことではないのですが、


建具の採寸の時に寸法だけではなく、日当たりや外部なら庇や屋根が


どの程度かかっているかという所も注意して見るようにしています。



この建具は、日当たりの良いところにたって反りやすいので、


木目の素直な所を使おうと木取りの時に判断することができます。




Q2  防音ドアを作ろうと思っているのですが。



Q2  私も本格的な防音ドアは作ったことがないのですが・・・・



芯材を組んだら、その中に吸音材としてスタイロホームを入れて、その上にシージングボード、


さらに防音マットを重ねています。



建具枠も一体で作ると効果が上がります。


その際、戸当たりを大きめにしてパッキンをつけます。



取手は、ぐっとしまるグレモン錠を使っています。






Q3 吊戸で引き込み戸にすると、下がブラブラして安定しないのですが何か解決策はありますか?



A3  吊戸は床がフラットになりすっきりする一方で、安定性がないのが難点ですね。


今は磁石で建具がくるとぴょこんとでて、ぶらつきをとめる金物も出ているようです。


普通の吊戸はブラブラします。


だから、風が吹くところや、人が手をつきやすいところなんかは避けた方が安心かと思います。




吊戸は、動くために上下のすき間もどうしてもあけなくてはならず、そこも気になる点です。


すき間が少なければ少ないほど、見栄えは良いのですが、床や天井が少し下がったりすると


つっかえやすくなるわけで、後々毎日使うお客さんが苦労することになるので、


私は吊戸にするなら、やっぱりすき間はちゃんとあけた方が良いのかなと思います。




Q4 茶室の建具の敷居・鴨井のミゾの大きさは?



A4  茶室や書院などは4/5のミゾが良く使われます。


また、個人的に欄間も4/5のミゾが好きです。



4/5 とは、12㎜の凸に15㎜の凹です。


しゃくってあるミゾの幅が細い方が、見上げた時、品が良いような気がします。


(一般的に、ミゾは7分で≒21㎜です)




Q5 建具の部材の大きさをいくつにしようか迷うのですが。



A5 私が弟子の頃、余っている材料を色々な大きさで削って並べていました。


やっぱり原寸大で実物を見ると実感としてよくわかります。


図面の線上ではなかなかピンとこないです。


シンプルな障子ほど、線が際立つので、そんな時は削って考えていました。





Q6 建具のしゃくってある方と伸びている方、どちら向きにすればよいかいつも悩みます。



A6 これは、大工さんやそのお宅のやり方で色々です。


大事なのはそのやり方で統一する事だと思います。



私は、玄関側に伸びている方を向けると習いました。 



これが、床の間側に伸びている方を向ける方もいます。




また、部屋と廊下の間の建具の時に、どちらにしゃくりをもってくるか?


も色々です。



私もそうですがよく見るのは、部屋側にしゃくりを持ってきて廊下側がのびている。



逆に、部屋側からしゃくりが見えるのは美しくないと、廊下側にしゃくりをもってくる人もいます。



どっちが良いという事でないと思います。


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by takahashi-tategu | 2015-12-01 20:32 | ワークショップ | Comments(0)

10月24日、新宿の住まいのオーダーメード館403さんで


「女性のための和風建具ワークショップ」を開催しました!(^^)!




女性ということで・・・


1、日々の暮らしがときめく建具



2、美容と健康に良い昔ながらの素材とは?



3、無垢の建具は良さそうだけど・・・メンテナンスが大変なのでは?


~建具屋の本音トーク~



4、建具っていったいいくらなの? 予算組みについて


~建具の価格の違いとは?~



5、マンションと和風建具の素敵コーディネート集



テーマはこの5つでした。





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予算組みの話を少しここでご紹介します。



障子や襖は、いったいいくらするのか?


私もこの会社に入っていなければ、見当もつかない話です。




高橋建具の場合・・・


普通の障子で1枚24000円。


襖は両面張って1枚28000円です。


一方で、一見同じように見える襖も10万円ほどするものもあります。


(シンプルな普通の障子でも、沢山作るところと、1つ1つ注文で作るところ、材料などでも


価格の差がでてきます。)



建具の値段の違いの要因は3つあります。



1つ目は・・


材料代の違い



例えば襖紙は、機械で漉いた紙が一般的で多く流通しており価格も手ごろです。


それに対して、手漉きのものや、からかみのような雲母擦りを施した紙は倍以上と、


価格に大きな差があります。






2つ目は・・


職人さんの手間賃



例えば、大きなマスの障子は1日でできますが、


桟が何本も細かく入った障子は、1週間もかかりその分価格も高くなります。



また襖でも、本襖となると紙を何枚も張り重ねるので、2週間くらいかかります。





3つめは・・・


部品代の違い



価格を大きく左右する建具部品が3つあります



1、取手



2、鍵



3、ガラス



です。



取手は、真鍮や鋳物などでできたものは、やはり高価で一般に普及しているものの何倍もの価格になります。


鍵も沢山種類があり、素材や性能により価格に大きな差があります。




ガラスも多様で、防犯性能がついたものや、パターンガラスと言われるおしゃれな装飾ガラスはやはり高くなります。





取手や、鍵の値段が高いものは、やはりとても質も良いもので、頑丈で壊れにくく、使い込むといい感じに味がでてきます。





だからといって高いものだけが良いわけでもなく、
シンプルな大きなマスの手ごろな価格の障子が個人的には1番好きです。





具体的にどうしたらいいのかというと・・・・


まずざっくりと高い仕様の手ごろな仕様の見積りをとって、


そこから、自分の好みや、大事にしたいところ(デザインや素材感など)を建具店に伝えて話をしていくのがいいかと思います。


コストがない時でもあれこれ考えると、とてもいい感じに仕上がるものです。




ポイントは、少し多めに時間をかけて考えることです。


(建具を決めるのは奥深いところもあり、意外と楽しい作業です。せっかくの機会なのでじっくりと。)



そして、建具の職人さんやスタッフに遠慮なく何でも聞いて下さい。


1年に何件も建具を納めているので沢山の事例を見ていますし、


長年やってきているので、鍵や取手が長く使うとどうなるか?身をもって知っています。





少し話が変わりますが・・・先日、はじめて着物をオーダーで作ってもらいました。


お茶会用だったのでお点前の時にはだけないようにと、下を大きめに、きちんとあわさるように仕立ててくれました。好きな色や模様は来ていてもうきうきして、やはりプロが見立ててくれただけあって、着ていててもしっくりして着心地は最高でした。 



オーダー建具も似ているなと思いました(*^^*) 


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by takahashi-tategu | 2015-11-04 15:21 | ワークショップ | Comments(0)

次は、木を組むためのホゾ加工をします。






その後、ホゾが入る穴を掘ります。



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この手順がちょっとしたコツで、


穴を後で掘ることでぴったりホゾが入るように加減する事ができます。

穴を掘りつつ、先に作ったホゾを入れながら、もうちょっとかな~?とやっていきます。








ここまで、ちょしこもっこしてきたので(木を色々加工してきたので)


木の表面に細かな傷がついています。






この段階で、たーっぷりの水をひきます。




そして乾いて木が膨らんだ状態で、もう1度穴をよくきれるノミでさらいます。


そうすることで、接合部が本当にきれいにピシっとなります。


しかも、後々もさもさにならず、いつまでもきれいな表面になります。



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そして、仕上げ鉋をかけ、面取りをします。





ここまでが部材の加工です。


ここまでの下準備が非常に大事で、時間をかけて一手間を惜しまずやることで


すかっと垢抜けた簾戸になります。




簾戸のようなシンプルな建具であればあるこそ、大事なのかなと思います。








後は組んで、すだれを張っていきます。


その際きれいに仕上がるコツは、すだれが入るミゾを深くしすぎない事。


すだれを短めに編んでもらい、少しひっぱるようにとめる事です。




この少しの加減が、やはり垢抜け感に大きく関わってくると思います。


この加減は、すだれの素材にもよりますので経験からなんとなくわかってきます。




あまり短くすると、すだれを編んでいる糸に負担がかかり、痛みが早くなってしまいます。








丸の竹を入れる簾戸も多いですが、この竹はどのように入れているかというと、


竹の穴に木でコマをつくり、そのコマにホゾをつけて組んでいます。




竹の穴は一定ではないので、それに合わせて1つ1つコマをつくるので、


傍から見ると、とっても地味な作業です(笑)










最後に参加者の皆さんからの質問と感想です。




1、簾戸のメンテナンスは?  


→ はたきが一番です。 建具に負担が少なく埃がとれて、不思議と艶がでてきます。






2、部材に水を引くと言いましたが、障子の桟はどうしますか?


→うちの会社では、障子は桟の厚さを決めた時点で水を引きます。


仕上げて、面をとり、その後、桟の細かな加工をします。


簾戸とは手順が違います。障子の桟は細いところに加工をするので欠けやすい。


やってみて、この手順の方がきれいに仕上がると思ったのでそうしています。




それぞれの店でやり方が違って良いと思います。


素材も違うかもしれないし、使う道具が違うかもしれないし、これが正解ということはありません。


自分でやってみてスムーズできれいならそれでいいと思います。






3、鉋の台に埋め木をしているのを見たことがありますが、何の為ですか?


→刃と裏金があきすぎる時、そうやって調整しています。


1㎜くらいで本当に驚くほど、刃の感じが変わります。








4、仕上げ鉋と普通の鉋の違いは?


→販売している鉋で多分、仕上げと普通の違いはないと思います。


これは使っていて自分で決めています。


この鉋いいな~というお気に入りを仕上げ鉋にします。






5、竹を入れるほぞ穴は、何故45度に傾いているのですか?


→墨をつける回数が減るからです。


45度なら、縦に中心1本と穴の入る中心に横線をつけていけばいいだけなので楽です。








最後のほぞ穴の墨付けの所で、参加者の方がとても感心していました。


1つ1つの作業に意味があるのだと、改めて思いました。




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by takahashi-tategu | 2015-07-15 14:38 | ワークショップ | Comments(0)

7月11日(土)は、新宿の住まいのオーダーメード館にて建具のワーショップでした。



7月のテーマは 「簾戸」



社長が、簾戸ができるまでの工程を細かく説明しました。



ホームページで大まかに説明している工程は・・・



① 材木の買い付け


② 木取り


③ 削り


④ 墨付け・ホゾとり


⑤ 組み立て・すだれ張り



です。




簾戸が完成するには、建具屋だけでは出来なく


材木屋さん、すだれ屋さん、彫師と沢山の人の手がかかります。



材木屋さんの中でも・・・・


木を育てる人、伐採する人、山からおろす人、製材する人がいますし、



すだれ屋さんの中でも・・・


すだれの材料となる素材を育てる人、刈る人、乾燥させる人、選別する人


編む人がいます。 




同じ人が、作業を兼用する場合もありますが、多くの人、時間が費やされています。






杉や、萩や竹など、自然のものを美しく仕上げるには、


長年伝わってきたコツや技術が必要です。






ワークショップをしていて、美しい簾戸が出来るのは


技術や素材を大事に大事につなげてきたからであり、


しみじみ本当にありがたい事と思いました。







以下、ワークショップでの社長の話の記録です。





簾戸を作る一番はじめは、材木を買うです。



当社では、丸太を板状に製材(挽き割り)してもらい買っています。


上手な人は、歩留りよくきれいな柾目をとってくれる。



板状にしたものを、はざがけにして乾燥させます。



雨、雪で中の渋が流れて、乾燥と同時に色も黒みが減りきれいになっていきます。




次に、うちの工場で木取りをします。


挽き割りの機械で、板状の杉板を棒状にしていきます。


私は、白太と赤太の境目から割っていきます。


ここが一番、木目がまっすぐで目も詰まっているからです。



挽く際は、木の木目はまっすぐ直線ではありませんから、その木目に合わせて


少し斜めにして挽きます。


これは勘で、目検討でやるのがきれいにいきます。



何度もワークショップで言っていますが、この木取りが建具製作の中で


一番大事です。美しいすっとした建具を作るには、木取りにかかっています。


高い木も、安い木もその木の良さを最大限引き出す事を考えて、あとは


すっとした気持ちの良い建具に囲まれているお客さんの顔を思い浮かべて


やります。



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木取りが終わると、「削り」です。


木取りした材料は、丸太を挽き割っただけの荒木の状態です。


表面は、むざむざしています。




万能機という機械を使い、直角を出し、厚さをそろえます。




万能機という名前だけあり、工場で一番活躍する機械です。


丸のこもついていて、細く割ったり、ミゾをついたりもできます。





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次は、「墨付け」です。


墨付けと呼びますが、墨は使わず、白引きという道具で印をつけます。


先端が刃になっていて、印をつけつつ、木材をきれいに切断することができます。


鉛筆でやるより、正確で切り口が格段にきれいに仕上がります。


向かい合う線は、白引きを返して、常に刃先が外側になるようにするのがコツです。






白引きには、1本のものと、2丁白引きがあります。


2丁は、簾戸や障子の桟のように寸法が決まったところへ墨付けする時使います。




15㎜や12㎜など桟の大きさは決まっているので、


木のコマを挟めて、それ用に作っておきます。



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by takahashi-tategu | 2015-07-15 11:38 | ワークショップ | Comments(0)

最後に質疑応答です




1、建具の値段の違いとは?




材木の値段ももちろん差がありますあ、あまり大きな違いにはなりません。


最初にも言いましたが、手間の差が大きいです。




しかし、規格外や、取り寄せの材木は高くなります。



後は、材木以外のガラスや簾戸ならすだれの価格の差は大きいです。







よくあるのですが、格子戸の桟が両面か片面か?というところや




塗装や、取り付け費、取っ手などの部品、が含まれているのかどうか?


そして、それぞれの内容は確認が必要です。









2、建具を見る目を養うのにどこか良い場所はありますか?





京都は建具の宝庫ですが・・近くですと、


埼玉の遠山邸は建具、特に簾戸が沢山あっておすすめです。








3、やってはいけない面はありますか?




やってはいけないという事は基本的にはありませんが、


和風の障子は、面は小さい方がすっきりとして良いと思います。大きいと洋風な感じになりがちです。








4、幅の狭い収納扉が狂いやすいのですが、縦横の比率はどのくらいなら良いですか?




細長くなるとやはり反りが出やすくなります。


芯材に切れ目を沢山入れて、反りを出にくくはしますが・・・・








5、家の障子の動きが悪いのですが。敷居が樹脂製だからでしょうか?




あまり関係ないかと思います。


障子を外してみて、すれている部分が黒くなっているので見てみて下さい。


そこを、目の粗いペーパーやすりでこすってみると直るかもしれません。




次回は、建具の調整なので、写真を撮ってきてください。さらに詳しくアドバイスします。




















最初の自己紹介の時に




建具がすごく良くなるのか? 普通で終わってしまうのか?




そこを知りたいと言っておられた方がいらっしゃいました。








やはり、意思疎通なのだと今回のワークショップをして改めて思いました。




私たち建具店は、家全体のことは把握していないし、




家を設計する方は、建具の事だけ考えているわけにはいかない。








最後、建具を納めた後、「ああ、この家の雰囲気ぴったりだね!」となるように。






建具がすごく良くなるのか? 普通で終わってしまうのか?は


建具単体ではなく、家全体の中での見え方も大きな要因だと思いました。












話が図面から外れますが・・・・・


何かの話がきっかけで刃物を研ぐ際の話になりました。




若い職人さんが、うまく研げているか、首をかしげながらあちこちから見ていたので、




社長は「刃物は目で見てもわからない。手で触ってみる事。しかも、腕の良い職人の刃を触ってみること。


職人さんが帰った後に、鉋の刃を触ってみるといい。見ていては何もわからない。体の一部で納得する事が大事。体で覚えたことは忘れない。」 と言ったそうです。






なるほど~。


普段あまり話さないので、こんな話が聞けるのもワークショップの醍醐味だと思いました(*^^*)
















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by takahashi-tategu | 2015-05-18 14:16 | ワークショップ | Comments(0)

次に、伝統的な障子や襖などの図面を書く時、


どうも形が決まらない、間が抜けてしまう・・・・



そんな時は、昔から伝わってきた寸法で一度書いてみて下さい。



恰好良く決まるかもしれません。



(伝統的な建具寸法・後ほどアップします)





また、障子の桟の見つけ(正面から見た寸法)は、大きなマスの障子では6㎜、



桟の沢山入った障子では4.5㎜と使い分けるとすっきり垢抜けます。





障子の上にある欄間の桟は、障子より少し細めにするとバランスが良いです。





また、障子紙 9寸3分に合わせて桟の割り振りをすると、恰好良い障子になります。


この9寸3分という寸法はあなどれないですね。


本当にきれいな障子になりますね。


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by takahashi-tategu | 2015-05-18 12:23 | ワークショップ | Comments(0)

16日は建具のワークショップ、テーマは「建具図面」でした。



参加の皆様、ありがとうございました(^^)



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以下、記録です。




建具図面は、建具を作る人、お客様や設計する人など依頼する人を


つなぐ大事なツールだと思います。




「形は図面通りなのだけど、イメージと何かが違う」




「職人として、お客様に喜んでもらおうと手間をかけて作ったのに


そのお宅には合わない細工だった・・・。」




「前と同じような建具なのに、金額が高い。なぜ?」




このような事がたまにあります。




キーワードは「面(めん)」です。




面とは、建具の部材の角につける加工の事で、



3㎜程の45度の角面や


さーっと一鉋かけただけの糸面や


丸くとった坊主面や


少し平らな部分を残して角度をつけた几帳面や



様々な面があります。




この面で、建具のイメージが変わります。



建具を作る際の手間も大きく変わるので金額も変わってきます。



1㎜と3㎜の各面では、全く見え方が変わってきます。




たとえば格式の高い建物の千本格子の玄関に、手間のかかる几帳面をとる事があります。



陰影が生まれ趣のある仕上がりになります。





しかし・・・



建具図面のワークショップでこんな事を言うのはわるいかもしれないけれど、


面を作り手に図面で伝えるのは難しいと思います。




では、どうしたら良いかというと



図面上に文字で、電話や打ち合わせの時に、一言伝えてみて下さい。




すっきりみせたい。



手のこんだ作りにしたい。 




など、簡単でかまいません。


そこから話が始まり、イメージに近い建具が出来上がっていくと思います。


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by takahashi-tategu | 2015-05-18 11:50 | ワークショップ | Comments(0)

次は製法と、仕表面上げです。



3、製法



1)鋳物


鋳物は、溶かした金属を鋳型に流しこんで製造されたもの。


その鋳型の種類で2つ



a、砂型 


砂で鋳型をつくる。



b、ロストワックス


蝋を使って型をつくりそこに石こうを流し込み、型の蝋を溶かすことで鋳型をつくる。」


(中身のない天ぷらのような、てんぷら粉の中が中空になっているイメージ)


ロストワックスの方が精密なものができる。





2)鍛鉄(たんてつ)


溶けた高温の鉄を急に圧縮する。強くなる。






3)粉末冶金


金属の粉末を金型に入れ圧縮して固める。精度が高く固い。






カンヌキの部分は、2トンの力がかかっても破壊されなかったり、


鍵穴の部分は何度も鍵を抜き差ししても摩耗しない特殊鋼になっていたり、


あの錠の箱には、沢山の種類の素材と、製法が詰まっているのですね。



確かに堀商店さんの錠は重いです。



素材というと、外側に見える取っ手の部分だけしか意識していませんでしたが、今度は、建具につける前に中の錠もよく見ようと思いました。







4、表面仕上げ



・研磨



・塗装・・・・1、酸化被膜を防ぐクリア塗装


      2、発色 オールドブロンズ など



・めっき・・ニッケルメッキなど 東京ステーションホテルの取手



人気のフェロネリシリーズは、


黄銅を素材として鋳造、亜鉛メッキをしてから塗装してある。



http://hori-locks.co.jp/products_ferronnerie.html





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弊社で 堀商店さんのHM556 を使った事例。


http://hori-locks.co.jp/products/index.php#/item/?id=1010221401046



古くなってもとてもいい感じのHM556。むしろ味わいが増しています。



来る日も来る日もお日様や、雨風にあたり、毎日、何度も手でつかむ玄関の取手。


それが年月を経ても美しい理由がわかりました。













   


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by takahashi-tategu | 2015-04-21 11:13 | ワークショップ | Comments(0)