【茶室】 襖 引手の形 

前回は、茶室の「茶道口の引手の高さ」 について書きました。
http://tategucafe.exblog.jp/26036482/


今回は、茶道口の引手の「形」についてです。

引手の形は議論多き箇所で、席側と水屋側、形を変えるか変えないか? 
が問題になります。*最初にお伝えしておきますが、やり方は1つではありません。


形を変えるとは、引手の下の部分が「襖と平らになっている」「襖から引っ込んでいる」
この違いです。

平らの方が、席側になり「塵落とし」(塵が落ちる)、引っ込んでいる方が、水屋側となり「塵受け」などど
呼ばれます。

茶道口の図面と完成写真2枚。

f0375580_16150760.jpg


f0375580_15142420.jpg
席側↑ 塵落とし



f0375580_15144148.jpg


↑水屋側 塵受け







弊社で昔からやっている方法は、上記のものとは違います。
下図のように、「どちらも塵落とし」で作っています。
塵はたまらない方が良いだろう、という考えからです。

f0375580_16382136.jpg
f0375580_17103174.jpg
↑席側(塵落とし)


f0375580_17101260.jpg


↑水屋側(塵落とし)







もう1つあります。

f0375580_16453181.jpg
どちらも同じ高さにして、塵落としと塵受けとする方法です。
これなら、塵受けとなっても意味があるだろう・・というのが弊社社長の考えですが・・。



どれが正解というのではなく、弊社でもどれもやった事があります。

「おすすめは?」聞かれる際は、「先生の家と同じ方法が良いようです。」と答えています。
目が慣れていてしっくりくるからです。




[PR]
by takahashi-tategu | 2016-09-23 17:06 | 茶室・茶道 | Comments(0)